競馬を見るようになってからわたしにとっての別れの季節は3月から10月、11月になった。秋期のG1レース開催後、競走馬が引退して繁殖へ上がる準備を始めるには多分妥当な頃合いなのかな。とはいえ2021年で印象に残った馬達が次々とターフを去っていくのはやはり寂しい。繁殖に上がることで逆に現役時よりも気軽にSNSへ写真がアップされるようになるときもあるので(生産牧場やお世話をしている人がSNSをよく更新する場合)それはそれで嬉しいんだけれども。
そしてかれこれ5年ほど好きだったアイドルも昨日グループからの卒業を発表した。彼女は現時点で女優としてのキャリアを積んでいる人であるし、芸能界から引退するわけではないので寂しいと感じるのも何だか違うのだが、わたしは根拠なくこれからもグループを支え続けてくれる気がしていたからやはり寂しい。色んな人を見送ってきた彼女が今度は見送られる側になるのか、それも卒業コンサートという特別な場で……と思うと条件反射で泣けてくる。
2018年に突然欅坂46に転がり落ちてからというもの、『私はあなたの神さまじゃない』『Fate/EXISTED』『catasterismi』でアイドルという存在に対し考えたことを形にしてきた。生身の人間をそのまま二次創作するのって基本違法だから(違法!?)これまで出会ってきて親和性が高いと思ったキャラクターや自分自身という夢主にその概念を背負わせて間接的な二次創作のようなものをしていたなと思う。特にEXISTEDではいわゆるわたしの推しメン(この言葉あまりにも人口に膾炙されすぎており使いたくないのだが……)が欅坂46で背負っていたもの、曲の中で表現していたものをエッセンスとして詰めたつもりだ。その辺の話を詳しく書いていると日付が変わってしまうのでやめておく。
こう考えてみると競走馬もアイドルもわたしにとっては同じジャンルだな。競走馬が怪我で休養するようにアイドルだって活動休止するし……だからどっちも、引退/卒業おめでとうって手を振れること自体が幸福なのかも。競走馬はレース中の事故や病気で死んでしまうことも多々あるし、アイドルも……死にはしなくても……色々あるから……と元欅坂メンバーのことを思って目を伏せる。
事故といえば、ついこの前2年ほど通っているかき氷屋さんの猫ちゃんが事故で亡くなってしまって、本来部外者でしかないはずのわたしですらお店のインスタを見るたびに落ち込んでいる。時々すりすりと足にまとわりつかれたり、背中や顎を撫でさせてもらったりした猫ちゃんだったからとても悲しい。人間に比べて動物って命そのものが軽すぎるな。まあ人間は人間で、ただ命があるだけでは生きていけないから苦しいんだけど……。








※コメントは最大1000文字、3回まで送信できます